蕎麦屋

寂しい時、
ふと蘇ってくるメロディが、ホームにて。

なぜだか分らないけれど、
友達が突然、「中島みゆきさんが、SONGSに出るよ」と言ったから観た時があった。

めったに自分からメールをよこさない友達なのに、嬉しかったから、素直に観た。

私には、遠いふるさとがあるわけでもないのに、
美しい心に沁み込むメロディが、あの時、救ってくれた。

その後、流れてきた「蕎麦屋

歌詞が深くて、私は友達とこんな風にお蕎麦を食べたことはないけれど、素敵だなぁと、憧れた。


『 あのね、わかんない奴もいるさって』

なんて、言われたら・・・

ホームにてのメロディを思い出しながら、

蕎麦屋の暖かさを思い出す。


自分は味わったわけでもないのに。。
まるで、FUKUOKAの曲と同じ。


音楽に焼きもちを焼きながら、今日もじんわりとさせられる。

休みの今日の朝は、早めに9時ごろ買い物をすまして、
急遽、電話がかかってきた、お客様を少しやって、
また買い物へ。

自転車を走らせながら、快晴の光の中から帰ってきた。

この素晴らしい冬の太陽を見ていると、
桜木町の駅を思い出す。

何度も行ってたあの場所が、
今は、近くて遠い。

でも、ここも、同じ空気。

今日は行かれないけれど、この風と光を体に感じて、
乗り越えよう、と思う、火曜日。